ポスティングに疲れて帰ってきたカレ。
カレからきたメールにすぐさま返事をすると、しばらくして“電話して良いですか?”という返信が。
いつも友達とメールのやり取りをしているときって、返信に5分待つことがなかったので、待っている時間が長すぎるように感じた30分後でした。
ちょっと緊張しながら、カレにつられて簡潔に“はい。”と返事。今度はすぐに電話がかかってきました。
まず、帰ってきてすぐ、シャワーを浴びに行ったので、すぐに返事できなくてすみません、なんて、すごく律儀な人のように感じました。
それに、メールでのやりとりが主流となっている中で、しばらくメールしてからでなく、すぐに電話かけてくるなんて。なんとなく、いまどきの人じゃないような雰囲気を感じながら。
疲れきって、弱々しい声を想像していたのですが、電話の先のカレの声は想像以上に元気だったのです。
ポスティング、チラシをたくさん配った後に飲むビールは最高なのだとか。
なんだか、この間の飲み会より元気があるような気も・・・。
聞いてみると、以前の調査した相談者から、今は上手くいっている、と連絡が入ったといいます。
だいたいの人は悩んで電話してくるのですが、どちらかと言えば結果がどうであっても、その後幸せを感じる人って少ないそうです。
例えば、浮気調査を依頼してきた人は、結果が黒であれば、その後もまた同じことを繰り返すのでは、と、リピーターになってしまったり、結果が白であっても、調査に入った日がたまたま証拠を押さえられなかっただけ、ということもあるし、かならず、浮気していなかったですよ、ということにはならないので、不安をぬぐえることが少ないらしいのです。
ずっと、相手を信じられず、悩んで生きるって、嫌ですよね。
カレは、そんな人をずっと見てきているので、自分はそうならないようにしないと、と強く感じるんだと言っていました。
そんなセリフ、女の立場で聞くと、理想の男性像のような気にもなってしまいますよね。
カレに連絡が入ったと言う依頼者さん。
浮気を疑っていた奥さまなのですが、3日間の調査で、特に浮気の証拠がでなかったそうなのです。
毎週木曜日、旦那さまの帰りが遅くなり、残業だと言っていたそうなのですが、じつは料理教室に通いだしていたのだとか。最初は、その先生といい仲なのでは?と疑っていたそうなのですが、料理教室のあと、まっすぐ帰宅し、その木曜日以外は特に変わった様子もないようなので、ほかに動きが出るまで、しばらく様子を見ようと連絡を待っている状態だったそうです。
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